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ミンナノミライは介護施設「そよ風」を展開する株式会社SOYOKAZEが
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介護の基礎知識

寝たきり介護の注意点5つ!使える介護保険サービスや助成制度も

寝たきりになってしまった親を自宅で介護したいと思っているけど、

  • どんなことに注意すればできる?
  • 本当に続けられるだろうか?

などと悩んでいませんか?

まず、一般的に「寝たきり」の状態とは、要介護度でいうと一番重い「要介護5」にあたります。また意思疎通ができるか否かで、要介護4に分類されることもあります。

「要介護5」の場合は、食事や排泄、入浴などといった日常生活全般の介助が、24時間必要となることから、施設への入居をすすめられることが多い状態です

それでは、自宅で「寝たきり」高齢者の介護は不可能なのでしょうか。

結論からいうと、医療ケアが必要なければ、「寝たきり」でも自宅での介護は可能です。ただし、介護する方の負担は大きいのも事実ですので、介護保険サービスなどをしっかりと活用し、できる限り負担を減らす工夫が必要です。

そこでこの記事では、「寝たきり」の高齢者を自宅で介護する場合の

  • 介護のポイントと注意点
  • 介護保険サービス
  • 助成制度

などについて、わかりやすく解説します。

この記事を読んでいただければ、自宅での「寝たきり」介護の準備や心得に役立てていただけるはずです。

※当該記事に関する個別のお問い合わせは受け付けておりません。また、記事中の触れられている法的見解についての責任は一切負いかねます。所管の自治体窓口または弁護士などの専門家にご相談ください。「そよ風」のサービスに関してのお問い合わせや不明点は、お問い合わせフォームより受け付けております。

1.「寝たきり介護」をするときの5つの注意点

寝たきりの高齢者は、自分の意思で身体を動かすことが困難なため知識がないと気づかないことや症状の悪化につながることがあります。

まずは、自宅で介護する場合に、どんなことに注意をしたらよいのかみていきましょう。

1-1 特に注意したいのが「床ずれ」

寝たきりの場合、特に注意したいのが「床ずれ」です。「床ずれ」は、身体の一部が持続的に圧迫を受け循環障害が起こって、皮膚の一部が壊死してしまう症状です。

床ずれを防ぐためには以下のような点に注意をする必要があります。

  • 定期的な体位交換を行う
  • 身体にあった寝具を使う
  • シーツをピンと張った状態で敷く
  • 下着やパジャマのゴムがくい込まないようする
  • 栄養をしっかり摂る

体位交換の頻度は、高齢者の場合、2時間に一度行うようにするのが望ましいとされています。また、高齢者は皮膚が老化しているため小さなシワやゴムのくい込みなどでも、皮膚が圧迫され床ずれの原因になることがありますので注意が必要です。

栄養を摂るということは一見関係ないように思いますが、低栄養が続くと筋肉や脂肪が減り、痩せたことで身体の骨がでっぱります。その部分が布団に長時間あたることで圧迫され、床ずれをおこしやすくなります。さらに、免疫力が下がったり、創が治りにくくなることもあります。

1-2 寝たきりが原因で起こる「廃用症候群(生活不活発病)」

長期間の寝たきり状態によって身体機能が衰え、心身の様々な機能が低下してしまうことを「廃用症候群」といい、「生活不活発病」とも呼ばれます。

発症すると以下の障害を引き起こし、さまざまな症状を発症する原因となります。

  • 運動機能障害(筋萎縮、関節拘縮、骨委縮など)
  • 循環・呼吸器障害(誤嚥性肺炎、心機能低下、血栓塞栓症など)
  • 自律神経・精神障害(うつ病、せん妄、見当識障害)

特に高齢者の場合は進行が早く、寝たままの状態が1週間続いた場合には、約10~20%の筋力が低下すると言われて、これを回復させようとするには1か月かかると言われています。

これを最小限にするためには体調をみながら

  • トイレやダイニングまでなど短い移動距離は歩くようにする
  • 体位交換を定期的にする
  • 座位を増やす
  • 関節をゆっくり動かす
  • 簡単な運動を行う

など、無理のない範囲で行うようにしましょう。

簡単な運動とは、「足首をまわす」「指を動かす」「手足をもみほぐす」「手足の曲げ伸ばし」など、ベッドに寝たままでもできる程度のことでも大丈夫です。また、小さなことでも自分でできることは可能な限りやってもらうことで身体を動かすよい機会となります。

1-3 食事は正しい姿勢で「誤嚥(ごえん)」を防ぐ

高齢書の食事で気をつけたいのは「誤嚥」です。誤嚥とは、飲み込む力が衰え、食道を通るべきものが気管に入ってしまうことをいい、食べものや唾液、胃液などと細菌が気道にはいることで、肺のなかで炎症を起こし発症する、誤嚥性肺炎の原因にもなります。

この誤嚥を引き起こさないために注意したいのは、食事をするときの姿勢です。

寝たきりの場合でもテーブルと椅子で食事ができれば正しい姿勢もとりやすくなります。
その場合、椅子は深く腰掛けた状態で膝が90度に曲がり、しっかり床に足がつく高さのもので、テーブルも高すぎないように注意をします。また、背中などにクッションを入れて支えるのもおすすめです。

ただ、寝たきりの場合はベッドで食事をするという方のほうが多くいると思います。
その場合は、身体の状態にあわせてリクライニングの角度を45~80度にして、腰はベッドとぴったり隙間なく座れるようにします。ひざ下にクッションを入れると姿勢が楽になります。

また、首が安定しない場合には首下から後頭部のあたりに枕やクッションをはさむとよいです。

そのほか、姿勢以外にも食事の際に準備しておきたいことをまとめておきます。

  • 食事前に排泄を済ませる
  • 唾液の分泌を促す
  • 口の中を清潔にする
  • 手を清潔にする
  • 食事しやすい環境にする
  • 献立を説明する

食べることはとても大切なことですので、食事の時間が楽しみになるような工夫や清潔に保つことで病気の予防や誤嚥を防ぐように心がけましょう。

さらに、可能な限り自分で食べてもらうようにしましょう。箸がつかいにくければスプーンにするなど工夫をして、できることまでやって奪わないよう意識しましょう。

なお、食欲が落ちてきたと感じる場合は、噛む力や飲み込む力が弱くなっていることが考えられます。その場合は、食べやすい形態にするなど工夫してみましょう。

食べる力にあわせた食事について詳しく知りたい方は「【介護食の基本】食べる力にあわせた4つの食事形態と調理ポイント」もあわせて読んでみてください。

1-4 「排泄ケア」は自尊心を傷つけないよう適切な介助をする

寝たきりになると排泄に介助が必要になり、おむつを着用する場合もあります。とてもデリケートなケアなので、注意が必要です。

<ポイント>

  1. 自尊心を傷つけない
  2. 排泄を促す声がけをしてルーティン化する
  3. できることは自分でしてもらう

これまであたりまえにできていた排泄を、失敗したり、自力でできないことがあり、「情けない」「恥ずかしい」と自尊心が傷ついてしまいがちです。そのため、排せつに失敗したりしても、ネガティブな言葉がけはしないよう注意する必要があります。

また、高齢になると尿意や便意を感じにくくなることがあるため、食前後や就寝前など、毎日決まった時間にトイレにいく声がけをしてルーティン化することをおすすめします。

なお、よかれと思って先回りしてサポートし、まだできることまでしてしまうと自尊心を傷つけることになってしまいますので、必要なことのみサポートしましょう。

これを踏まえ、自力で便座にすわれる場合と、おむつを着用している場合の排泄の介助について、注意したい点をもう少し詳しくみておきましょう。

尿意や便意が伝えられるうちは便器を使う

寝たきりであっても尿意や便意を伝えることができるうちは、便器を使用するようにします。寝たきりだと筋力が衰え、便秘になりがちですが、身体を起こして座った状態になることで自然な便意を即しやすくなります。

トイレまでの移動が大変な場合は、ポータブルトイレを使用するのがおすすめです。

また、できることも少なくなりがちですが、ズボンや下着の上げ下ろし、トイレットペーパーを切りとるなど、無理のない範囲で自分できることはしてもらい、必要な箇所のみ介助するようにしましょう。それにより筋力維持にもつながります。

逆に、できることも全てやってしまうと、あっという間にできなくなってしまいます。

そういった点からも、尿意や便意を伝えたり、コントロールするのが難しくなるまでは、おむつは使用しないようにしたいところですが、その時々の状況によって、下着感覚でつけることができるパンツタイプのおむつや尿取りパッドなども使用してみるのも一案です。

おむつはテープタイプを使い素早く替える

介護する方にとって、おむつ交換は想像以上に大変で心身に負担がかかります。また、介護される方にとっても精神的な負担となる場合があります。

そのため、可能な限りスムーズに交換することがポイントとなりますので、その手順と注意点を掴んでイメージしておきましょう。

おむつ替えの手順

  1. 必要なものをすべて準備し、使い捨ての手袋を装着する
    ※おむつや尿とりパッドは広げて手元に用意しておく
  2. 腰下にケアシーツや新聞を敷き、オムツを外して陰部洗浄を行う
    この時、皮膚にかぶれなどがないかも確認し、必要に応じてケアをする
  3. 新しいおむつをつける

注意点

  • 肌に水分が残った状態でおむつをつけると、おむつかぶれの原因となります。水分をしっかり拭き取ってから、おむつを装着しましょう。
  • 便が尿道に入ると膀胱炎などの感染症を引き起こす可能性があるので、拭き方に注意しましょう。

詳しくは「介護のおむつ交換をイラストでわかりやすく解説!準備や助成制度も」の記事をあわせて読んでみてください。

1-5 床ずれをつくらないためにも「身体を清潔に保つ」

寝たきりになると入浴が困難になり、家族だけで入浴させるのも困難になります。ただし、寝たきりの場合は、皮膚免疫が落ちることから、床ずれなどの皮膚トラブルを起こしやすくなるため、清潔に保つ必要があります

入浴できない場合に身体を清潔に保つ方法は2つあります。

  1. 蒸しタオルなどで身体を拭く「清拭(せいしき)」
  2. 介護保険サービス「訪問入浴介護」
清拭

「清拭」は身体を清潔に保つほかに、血行促進やリラックス効果などもあります。汗や皮脂などの汚れが取れてサッパリすることで、かゆみによるイライラを解消するなど、精神の安定やリラックス効果にもつながります。

また、床ずれができていないかなど皮膚や全身に異常がないか確認できるよい機会にもなります。

詳しくは「【イラスト付】清拭をスムーズに行う手順とポイントがしっかりわかる」の記事もあわせてご覧ください。また、清拭よりも手軽に行える「手浴・足浴だけでも心身リラックス&血行促進!手順やポイントを解説」もおすすめです。

訪問入浴介護

自宅に訪問して入浴させてくれる介護サービスは大きく分けると2つありますが、寝たきりの場合は、自宅に専用の浴槽を持ち込んで入浴の介護をしてくれる「訪問入浴介護」がおすすめです

介護スタッフに加え、看護スタッフもいるので体調の変化の大きい方でも安心して入浴することができます。なお、利用するには主治医からの入浴許可が必要になります。

詳しく知りたい方は、「訪問入浴介護の2サービスの違いやおすすめの人・費用・利用方法まで」をご覧ください。

2.自宅で介護する場合の「介護保険サービス」16種

寝たきりの介護を家族だけで行うのは、心身の負担が大きいうえに、専門知識を必要とすることも多く限界があります。また寝たきりの場合は、受けられる介護保険サービスが多くありますので上手に活用していきましょう。

介護保険サービスを活用するためにはまず、要介護認定を受け、ケアマネジャーに相談しながら適切なケアプランを作成してもらうことです。

要介護認定の申請窓口

地区町村の地域包括ケアセンター
または役所の介護保険課

参考までに、自宅で介護する場合に使える16種類の介護保険サービスを一覧にまとめます。

訪問介護 ホームヘルパーなどの介護職員が自宅を訪問し、入浴や食事、排泄などの介護、そのほか日常生活を送るうえで必要なサービスを行う
訪問入浴介護 自宅に専用の浴槽を持ち込んで入浴の介護を行うサービス
訪問看護 看護師や保健師などが自宅を訪問し、療養にかかわる世話や診療補助を行う
訪問リハビリテーション 理学療法士などの専門職が自宅を訪問し、心身機能の回復や日常生活の自立を助けることを目的にしたリハビリテーションを行う
居宅療養管理指導 医師や歯科医師、薬剤師などによって、療養上の管理や指導を行う
通所介護 デイサービスセンターなどで、入浴や食事、排泄の介護、そのほか日常生活を送るうえで必要となるサービス、機能訓練を行う
通所リハビリテーション 介護老人保健施設や病院などで、心身機能の維持回復、日常生活の自立を助けることを目的とするリハビリテーション
短期入所生活介護 特別養護老人ホームなどの施設で短期間生活し、入浴や食事、排泄など介護、そのほか日常生活を送るうえで必要となるサービス、機能訓練を行う
短期入所療養介護 介護老人保健施設などで短期間生活し、看護や医学的な管理の必要となる介護、機能訓練、そのほかに必要となる医療、日常生活上のサービスを行う
福祉用具貸与 心身の状況や希望および環境をふまえ、適切な福祉用具を選定する援助、その取付け、調整などを行う。 レンタルできる福祉用具:車いす、ベッド、床ずれ予防用具、体位変換器、手すり、スロープ、歩行器、歩行補助つえ、認知症老人徘徊感知機器、移動用リフト、自動排泄装置
特定福祉用具販売 福祉用具のうち、入浴や排泄の際に用いられレンタルに適さないものを販売。具体的には、腰掛便座、自動排泄処理装置の交換可能部品、入浴補助用具、簡易浴槽、移動用リフトの釣り具部分の5品目
定期巡回・随時対応訪問介護看護 定期的な巡回や利用者からの連絡によって、自宅を訪問し入浴や食事、排泄などの介護、療養生活を支援するための看護、そのほかの日常生活を送るうえで必要となるサービスを行う
夜間対応型訪問介護 夜間の定期的な巡回や利用者からの連絡によって、自宅を訪問し入浴や食事、排泄などの介護、そのほか日常生活を送るうえで必要なサービスを行う
地域密着型通所介護 デイサービスセンターなどで、入浴や食事、排泄などの介護、そのほか日常生活を送るうえで必要となるサービス、機能訓練を行う
療養通所介護 常時看護師による観察が必要な難病などの重度要介護者またはがん末期患者を対象に、療養通所介護計画にもとづき、入浴や食事、排泄などの介護、そのほかの日常生活上の世話、機能訓練を行
小規模多機能型居宅介護 自宅またはサービス施設に通ったり、短期間宿泊をしたりして、入浴や食事、排泄などの介護、そのほか日常生活を送るうえで必要となるサービス、機能訓練を行う

3.自治体独自の「助成制度」を申請する

各自治体が独自で要介護度の高い方を自宅で介護をする場合に助成を行っていることがあります。ほとんどの場合、介護期間などの要条件が設けられているので確認してみましょう。

一例として、下記があげられます。

  • 山口県防府市:要介護度3以上の在宅寝たきりの高齢者を介護する方に対し見舞金を年額3万円支給(2021年2月時点)
  • 北海道上川町:在宅で寝たきりの高齢者を介護する方に対して介護手を当月額1万円支給(2013年1月時点)
  • 東京都日の出町:介護にかかる経済的負担の軽減を図るため寝たきりの高齢者を介護している方に対し月額2万円支給(2019年2月時点)
  • 石川県七尾市:要介護3以上の寝たきりの高齢者に対し寝具乾燥洗濯消毒サービス利用券配布(2021年4月時点)
  • 静岡県松崎町:在宅で寝たきりの高齢者を介護する方に対し手当年額10万円を支給。また、リフレッシュ費用助成として年1回の旅行に対して2万円以内の実費分を助成(2016年2月時点)
  • 茨城県下妻市:在宅で寝たきりの高齢者に対し月額3千円、また介護する方に対し年額3万円、紙おむつなど介護用品購入費月額4千円の助成券を支給(2013年2月時点)

まずは、助成の有無や詳細内容について問い合わせてみましょう。

問い合わせ窓口

市区町村の保険福祉課
または介護保険課、高齢者支援課など

4.一人で抱え込まずプロに任せる

寝たきり状態の方を自宅で介護するのは、肉体的にも精神的にも大きな負担がかかります。

少しでも自宅での介護を続けることに不安を感じたら、介護ケアのプロに任せてみる=施設への入所を検討する、ということも考えてみてください

きっと、介護する方がいつも笑顔でいてくれることが、介護される方にとってもうれしいことでもありますし、プロのケアを受けることが、その方のためにもなるということがあります。

寝たきりなど要介護度が高い場合、人気の高い特別養護老人ホームに入居できる優先順位も高くなります。

また、施設への入所をしなくとも、介護する方の休養のために短期入所することができるショートステイを定期的に利用したりするのもおすすめです。

介護を続けるには、介護する方の心身の健やかさが何よりも大切なことになります

自宅で介護をする場合は、一生懸命になりすぎず、介護される方と適度な距離感を持つこと、時にはしっかりと休養をとることやリフレッシュが不可欠です。

どうしたらよいか悩んだ時には、周りの方々を頼ったり、ケアマネジャーに相談してください。けっして一人で抱え込まないようにしましょう。

さいごに

いかがでしたか?

寝たきりの高齢者を自宅で介護することは不可能なことではありません。前向きに取り組んでいる方も多くいます。

ただし、心身に大きな負担がかかるのも事実です。

自宅での介護を続けるためには、まずは介護する方が心身ともに健やかであること、そのために、介護保険サービスや助成制度などをしっかりと使いながら、けっして一人で抱え込まないことが重要です

また、寝たきりであっても、自立してできることを増やす工夫や見極めなども大切です。

※当該記事に関する個別のお問い合わせは受け付けておりません。また、記事中の触れられている法的見解についての責任は一切負いかねます。所管の自治体窓口または弁護士などの専門家にご相談ください。「そよ風」のサービスに関してのお問い合わせや不明点は、お問い合わせフォームより受け付けております。

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この記事の監修者

株式会社SOYOKAZE
事業統括本部部長(拠点サポート部署)
渡邉 祐貴
介護福祉士・介護支援専門員


介護現場に10年従事し管理者、生活相談員、計画作成担当者など様々な役務をデイサービス、ショートステイ、グループホームで経験。介護福祉士、介護支援専門員等の資格を取得し、介護の専門性を磨く。
その後、現在の役職となり介護業界での経験は約20年。
現場の感覚を忘れずに、課題や問題点を抽出し、その対策に日々取り組んでいる。

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